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もくじ



トピックス
トピックス【講習会】
ご一緒に考え抜いて、毎秒毎分実践しませんか?

~上昇気流~
皆様方と私達を結ぶ情報の定期便






■平成弐拾弐年 ~壱之巻~

青 い 青 い 空

【安定した片肺飛行を願う

 新年早々であるが、私共の多くのお客様の経営状態が芳しくなく日々苦悩している。今日の経済状況は異常である。個々人の努力では解決し得ない状況にあるようだ。私は大きな飛行機の片方のエンジンが急に停止したような状態にあるように思えてならない。しかし、飛行機はたとえ片方のエンジンが停止しようと飛び続ける能力を持ち、動転せず沈着に行動すれば、安全に着陸できる余力を持っている。ただ、動転し右往左往した時には墜落してしまうに違いない。企業も同じだと思える。どのような事態が起きても、沈着に行動し、収入の範囲内に支出を抑える時、その企業は存続し続けることができる。この判断を誤る時には企業の存続が危ぶまれる。経営者は、素早くそのような行動を起こす必要があろう。迷っている時間はない。すぐに実際行動を起こすことが大切であろう。ただ、このように行動する時には単体としての企業はかろうじて存在できるが、国家全体で考える時には、この行動は有効需要を減少させ、税収を減少させ、国家の破綻を招くに違いない。今日の事態を避けるには、過激かも知れないが、戦争は避けねばならないゆえ、戦争と同じように社会制度の大規模な破壊と再構築が必要なように思えてならない。

ほ の お 《炎》

【炎で心で洗う】

 世界で共通しているのは、神の前で炎を手向ける風習の存在であるように思います。炎は心を洗い、悲しみを優しく包み、喜びをも優しく包むでしょう。このように、炎は全てを優しく包み、人々を癒してくれます。お寺や神社で、炎の前に手を合わせる時、すがすがしく勇気が湧いてきます。今年はこの炎に焦点を当て、経営者炎ゆる、承継者炎ゆるを主題とし、皆様方にお応えできるよう努力いたします。足るを知り、入るを量りて出ずるを制しながら本田 健さんのおっしゃる【幸せな小金もち】を目指します。

毎 秒 毎 分 改 善

【ご無理】

  お客様のご無理を全て聞こうとする姿勢は、企業と人々の進化をもたらし、その対応をした企業と人々のみを社会が必要とし、その他の企業と人々は恐らく存続し続けることを許されないに違いない。毎秒毎分改善し日々震える緊張感を持ち厳しく楽しく生きたい。

税 の 動 き

【特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入制度の廃止】

特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入制度の廃止が、政府税制調査会税制改正大綱に記載され、法人税法第35条の廃止が実現しそうだ。内容については何度かご説明させていただきましたので省略いたしますが、この制度の廃止によって中小企業は、過度な法人税の負担から開放されそうだ。政府税制調査会税制改正大綱を受け、国会の承認を得てこの制度の廃止が実現するようだ。社長さんにご説明しても、なかなかご理解いただけなかった複雑な制度で、実務的にも困惑しながら計算し、何かしっくりいかない制度ゆえ、廃止が望まれていた。少しほっとした気持ちで新年が迎えられる


      

■平成弐拾壱年 ~六之巻~

青 い 青 い 空

【理想の人と現実の人】

 親は、自身の現実の子を育てながら、この世にめったに実在しない理想の子を、 頭に描き、自身の子と比較しその子を非難する。早起きし、本気で物事に取組み、感性を磨き、すすんで明るく挨拶し、周りの人々に感謝の気持ちを持ち、いつも周りを清掃整 理整頓し、笑顔の輪を広げるような理想の子はなかなかいない。また、私たち自身も理想の親でなく、現実の親であることが多い。このように、理想の親、子、夫、妻、社長、 社員を頭に描き、現実の親、子、夫、妻、社長、社員を批判する。出来れば自身は理想の人を目指すと共に、現実の自身の姿を省みて、他人に理想の人となることを求めない ことが大切だろう。家庭でも、会社でも理想の人と現実の人を比較しその非を責めることなく、あるがままの自身と現実の人を認識して、小欲より大欲を持った人となることが望まれよう。親と子、妻と夫、社長と社員のあるがままの姿を優しく受け入れるとき、活かされている自分を認 識し、きっと感謝に包まれた素晴らしい社会が訪れるに違いない。

日 本 の 姿

【1,000年に一度】

 日本は、今日1,000年かけて登ってきた山の頂上に上り着き、これから1,000年 かけて下山するという話を聴いた。登り下り共に安全にこなすのが登山である。一方で、皆で下山しても小さな山を登りっぱなしで、一生を終える幸せな人もいるのが日本である。

毎 秒 毎 分 改 善

【少し余裕のある生活をするための経営】

 1. 自分が大好きな仕事を、最小の努力で、精神を集中して楽しむ。
 2. 日々倹約に努め、贅沢と倹約にめりはりをつけ、生活を楽しむ。
 3. いつも落ち着き、打つ手は無限と信じ、感情を安定させ楽しむ。
 4. お金や隣人を大切にし、お金や隣人に大切にされながら楽しむ。
 5. 日々新しい人との出会いを求め、社会に必要とされ続け楽しむ。
 6. 日々多くの人々を訪れ、多くの人々を招き、和し調和を楽しむ。
 7. 日々時代の流れを捉えそのことに感動し毎秒毎分変化を楽しむ。

税 の 趨 勢

【平成22年度税制改正に関する経済産業省の要望】

 1. 中小企業向け法人税率の引き下げ
 2. 特殊支配同族会社の役員給与に対する損金不算入措置の廃止
 3. 個人事業主の共同経営者の小規模企業共済制度への加入
 4. 中小企業倒産防止制度の拡充
 5. 株式信託を活用した事業承継税制
 6. 少額減価償却資産の特例の延長
 7. 交際費の損金算入特例の延長
 8. 研究開発投資の促進
 9. 中小企業を中心とする設備投資の促進
10. グループ法人税制の整備
11. 企業活動のグローバル展開を支える税制の整備
12. 自動車関係税制
13. 地球温暖化対策税に関する検討
14. 資源開発促進税制等々

100兆円の予算と、40兆円を切りそうな税収に不安が残るものの、魅力的な要素の多い要望と思われる。 ぜひ、中小企業を支え、企業が大きく羽ばたき、結果的に税収が大きく伸びることを期待する。


      

■平成弐拾壱年虎の巻

おやじと塾長の継がない、継げない塾、開塾に当たっての対談

おやじ (植 谷 昌 弘)
塾長 (森 本 弘 明)

塾長:
本日はお忙しい中、態々お越しいただきまして心から感謝いたしております。
おやじ:
どう致しまして、塾長がお客様の経営承継問題に心労されている姿を見て、堪り兼ねて支援させていただこうと思ったに過ぎません。
塾長:
そうなんです。私共のお客様の多くの会社で経営承継問題に突き当たり、日々その問題解決に悩んでおります。そして、事務所の移転を機に、20名ほどお入りいただける研修会場を準備し、研修会の開催に漕ぎ着けたわけですが、参加者にお集まり願えませんでした。その悩みをおやじにお話させていただいたところ、物事は思いつきでするな、物事はたとえ解ってもすばやく実践しなければ意味が無いとご叱正賜りました。巨大企業の、人事部長をなさっていた、ご経験に基づき、語気荒く険しい表情で語られる熱意に感動し、全てご指示に従おうと決意し、令夫人や企画名人の西川様のお知恵をお借りしてやっと今日に漕ぎ着けました。
おやじ:
有資格者である税理士等の多くの方は、勉強はしたのでしょうが、経営の発想に乏しく、しかも誇りが高く人の意見を聴かないと思います。さらに、お客様に教えてあげようとの姿勢を崩さない。そのような姿勢を保つ限り、心から教えてもらうことを願わない人々に対しての、研修が成功するはずが無いというのが私の考え方です。だから、研修会場も教室方式でなく、集団討議の出来る場の設営を勧めたわけです。
塾長:
確かにおっしゃる通りだと思い、私は、すぐ翌日に集団討議が出来、三色の生地でそれぞれの集団が識別できるよう、机に架ける布を発注いたしました。この行動だけはおやじにお褒めいただきました。そして、明るく元気になっていただけそうな研修室が皆様のお越しをお待ちするだけの状態になりました。
おやじ:
私が元務めていた、パナソニックの松下幸之助もイバラの道を通ってバラ色の道にたどり着かれたわけです。ご参加いただける継ぎたい方、継ぎたくない方とともに、貴方のイバラの未知、バラ色の未知について考え、明日の明るい風景づくりをご一緒に致しましょうと提案したわけです。そして、塾を開く前に松下幸之助歴史館を見学し、そこでは、館長に変わって私がパナソニックを通して学んだ体験を活かし、ご説明させていただこうと思います。
塾長:
本日は本当に有難うございました。継げない継がない塾から継ぎたい塾へ、初回は参加者の皆様方にご負担いただかなくとも済むようご招待にしようと考えております。当日会場が溢れかえりますよう願っておりますので、力強いご支援を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

・・・継がない継げない塾から継ぎたい塾へ・・・



■平成弐拾壱年八月弐十一日の継がない・継げない塾時の朗読原稿

会長:
最近は社内の人間関係が、もう一つ噛み合ってないし、営業成績も良くない。
社長:
私のせいじゃないよ。会長が私に引き継いでくれた時に、すでに成績が悪くなってきていたし、従業員も年を取ってきて改善しようとせんやないか。その上、態度は大きいし、私の言うことも聴かんやないか。
会長: 
俺はな、学校も行かずに、ただ朝から晩まで一生懸命働いてきたんや。あいつらも、この俺に一生懸命ついてきてくれたんやないか。皆の努力が実って今の会社があるのになんて事を言うねん。
皆のおかげでお前や姉さんも大学にも行けたし、立派な結婚式も挙げれたんやないか。この会社をもっと真剣に継げ。
社長:
会長はいつもいつも、そんな話ばっかりや、そんな話してても、売上は上れへんで。もうちょっとまともな話したらどうやねん。
会長:
俺は、学校も出てへんし、今までどおりしかでけへんねん。そのどこが悪いねん。
社長:
そんなん言われたらもう仕舞や。この会社辞めるわ。会長は、自分は何にも変えんと、成績の悪いのもみなこっちのせいや。ぼくも新しいことをどんどんしたいし、改革もしたい。親父のようにもなりたい。そやけど親父は偉すぎるわ。とてもやないけど、ぼくにはこの会社継ぐことでけへん。絶対に継げへんわ。ぼくの気持ちなんて誰もわかってくれへん・・・・・・。
会長:
こっちが言いたいわ。お前らにこの俺の気持ちがわかるか・・・・・。
もうええわ。出て行け。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この塾の願い
 そこで、お二人の思いが一つになるように、継げない継がない塾では、親身になって、若者の心の中に飛び込み、親父のようになりたい自分を見つける方策を、ご一緒に考え抜こうとおもいます。さらに、一生の有限性を語り、人生計画を立て、覚悟をするためのお手伝いをさせていただこうと考えております。
 そして、自信を持って、解ったのではなく、すばやく実践する自分を発見していただくことに、主眼をおきます。
 繰り返し、繰り返し、すばやく実践することで、継げない継がない塾から継ぎたい塾に変身していただくことを願っております。

・・・継がない継げない塾から継ぎたい塾へ・・・



■平成弐拾壱年四之巻

◇青い青い空
【継がない・継げない塾】に奮ってご参加下さい
世界の創業者と2世を笑顔に‥‥

私は、お客様の多くの会社で、継承が速やかに進まず、悩まれる社長様にお会いする度に、「是非、後継者のご両親の事を配慮しながら、後継者の立場に立った塾を開催したい」と長い間思っておりました。昨年事務所を移転し、塾の開催可能な部屋も確保出来ました。自身で塾を開催してみると、その準備不足から、御出席いただけたのは東京からお越し頂いた大切なお客様のご令息、たったの一名に過ぎませんでした。
ところが元パナソニックの人事部長をなさっておられた植谷昌弘様にご協力を賜り、8月度は30名近くの皆様にご参加いただき、時間配分等今後の課題は残っているものの、本当に活発な勢いのある塾を開催することが出来ました。この塾を通して、知識をお教えするのでは無く、ご参加頂いた皆様方と一緒に考え考え考え抜いて、知識として解っているだけでなく、何事も実践出来る力を身につけて頂きたく思っております。
2回目は9月25日(金)に開催いたしますので、奮ってご参加賜りますようお願い申し上げます。

◇日本の姿
見えないもの

 見えないものは恐ろしいが、それに対応するのは見えてからでは遅い。
見えないものを見えるまで具現化する力は、日本人には備わっているように思える。到達時点から今を見る、予測する経営はわが国にとって益々重要性を増しつつある。

◇毎秒毎分改善
【双六塾】にも奮って御参加下さい

若い後継者の【継がない・継げない塾】に対し、その御両親等にご参加頂きたい、最高のゴールを目指す【双六塾】を新しく立ち上げ、承継が速やかに進むよう、側面から元気付け、応援させて頂こうと考えております。ダウインのいうように『強い種よりも変化し続ける種が生き残れる』という教えを信じ【双六塾】では、御両親に毎秒毎分変化し続け、改善し続けるための経営について、ご一緒に考え考え考え抜く事を目指して頂きたく1回目を9月19日(土)に開催させて頂きますので、奮ってご参加賜りますようお願い申し上げます。

◇税の趨勢
平成22年4月1日以降経営者が60歳になる時
 平成22年3月31日は中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律施行規則の経過措置が切れる日である。そこで、この相続税の納税猶予制度を利用して、経営承継をお考えの方は、それまでに特例の適用要件、株式の保有状況を把握し株主名簿を整理することによって、筆頭株主、議決権数等を確認する必要性がある。
更にその上、平成22年3月31日までに、経済産業大臣の確認の申請を必ずしておく必要がある。さもなければ、この納税猶予の特例を適用することが不可能になってしまう。
もう半年をきってしまった今日、この制度を利用したい方は、複雑な制度の適用要件を充分に認識し、それを満たすことが判明した時点で、株主名簿の整理確認作業等に着手したいものである。
時の流れは速く、刻々と平成22年3月31日は近づく。「こんなはずではなかった」「あっという間に過ぎ去ってしまったな」という反省は後の祭りであろう。愈々、知識として解っているだけでなく、何事も実践出来る会社を実現させる時が迫ってきたようである。



■平成弐拾壱年参之巻

◇青い青い空
重たく頑丈そのものの扉

未知の世に人が送り出される施設の、重たく頑丈そのものの鉄の扉が、がしゃんと閉まり人の一生が終わる。人が未知の世からこの世に生まれ、保育室の滅菌された施設の扉が、がしゃんと閉まり、成長が始まる。少しすると、慌ただしく働く父母に保育園に送られ、そのかわいい施設の扉が、がしゃんと閉まり保育が始まる。成長するに従い、小学校、中学校、高校、大学と進み、それにふさわしい、おのおのの施設の扉が、がしゃんと閉まり授業が始まる。卒業すると、会社に入り、激しく競争する施設の扉が、がしゃんと閉まり、営業が始まる。暫くすると後期高齢者と呼ばれ、老人施設に入り、冷たい施設の扉が、がしゃんと閉まり、ゆったりとした無気力な生活が始まる。体調を崩し病院の施設に入り、やはり冷たい施設の扉が、がしゃんと閉まり、看護が始まる。これらの施設のそれぞれの天上にはいつも青い青い空がある。けれど、もしこの重たく頑丈そうな扉が今にも壊れそうな、鍵の無い障子や襖であればきっと人々の生き方は大きく変わっていたように思える。

◇日本の姿
襖と障子

 襖に松が這い、障子に紅葉が舞う。そして毎年、それらを、母親の叱正の元、珊を洗い、糊をつけて、障子張りをする。張り替えて、明るくなった部屋で父を待ち、張り替えた努力を、誇り高く語り、家族みんなで微笑ながら食事をする。

◇毎秒毎分改善
解ったことを直ぐ実践する

世の中、解かろうとしない人は、時々いるが、少ししかいない。たいていの人は解ろうとする。しかし、解ることは比較的容易く、多くの人が解かる。しかし、解ったことを実践する人は、そう沢山いない。どんな小さなことでも、解ったことを直ぐ実践する時、そこには、素晴らしい力が備わり、新しいものが生まれる。すべての人が、毎秒毎分改善する活力を発揮し、日々新しいものを生み出す時、社会は活気に満ち溢れ、明るい経営が実現するだろう。

◇税の趨勢
継続的管理が必要な上、複雑な相続税制再掲
●相続税の納税猶予制度
経営を承継する相続人等が、上場されていない会社を経営していた相続される人から、その会社の株式等を相続した上で、その会社を経営していく場合・・・
納付すべき相続税額のうち、議決権が在る株式等に課税される価格の80%の相続税額の納税を猶予
●贈与税の納税猶予制度
経営を承継し贈与を受ける人が、上場されていない会社を経営していた贈与する人から、その保有株式の全部の贈与を受け、その会社を経営していく場合・・・
その株式の贈与に課税される贈与税の全額が納税猶予
その贈与者が死亡した際には、後継者がその株式等を相続したものとみなし、相続税の納税が猶予
(この文章は複雑な制度の詳細の説明がないことをお許し下さい)


■平成弐拾壱年弐之巻

◇青い青い空
雲の上はいつも青い青い空

『常識とは十八歳までに身につけた偏見の集合体をいう』とアインシュタインは言うが、私たちは常に日々先入観に囚われて行動を起こしてしまう。毎日曇った空を見ていると、飛行機に乗って、突如雲の間を抜けた時に、青い青い空を見たときの感動を、記憶の彼方に追い遣ってしまう。しかし、世の中に越えられない壁はない上に、打つ手は無限にある。先日、公認会計士の山田淳一郎先生より、この経営を取り巻く異常事態に備えるための緊急時対応策規程()をご送付いただいた。私たちも、今日の事態に備えるため緊急時キャッシュポジション維持対策と、緊急時収益確保及びコストダウン対策を立案し、規程化されることをお勧めしたい。最悪の恐慌突入時にも、びくともしない会社を、現実になる前に、到達時点から今を見て、段階的に手を打って行きたい。そして、雲間に青い青い空を見出し、再びあの感動の場にご一緒できることを心から願っている。そのためには、融資に頼るだけでなく、自身を叱咤激励する厳しい場を今築きたいと願う。

◇日本の姿
自律的借入の勧め

借入は天の声を謙虚に聴いてする
借入は広告のように計画的にする
借入は早く資金が潤沢な時にする
借入は収益を生むためだけにする
借入は金利を充分に認識してする
借入は資金の貯蓄先以外からする
借入はまず小口化し分割してする

◇毎秒毎分改善
悪い環境に感謝

昨今の悪いと言われる環境は、大変有り難い。なぜなら、私達の今までの行動の基準が、それで良かったのかどうかを、まるで洗替法のように、根底からひっくり返してくれそうだ。生き方が正しければ明るい経営が待っているし、生き方が間違っていれば、病気や暗い経営に取り付かれるかもしれない。今大切なのは、この悪い環境に心から感謝し、生き方の正否を自問し、考え抜いた上に、もし問題があれば、直ちに素晴らしいものとするよう心掛けたいものである。

◇税の趨勢
平成21年度税制改正点(中小企業対策)
  1. 中小企業に対する軽減税率の引き下げ(平成2141日から平成23331日までの間に終了する事業年度)
    資本金または出資金一億円超普通法人800万円超の金額
                  ・・・所得金額×30%(旧30%)
       資本金または出資金一億円以下普通法人800万円以下の金額・所得金額×18%(旧22%)
  2. 中小企業の欠損金の繰戻還付の復活(平成212月1日以降終了する事業年度)
    還付所得事業年度の法人税額×欠損事業年度の欠損金額÷還付所得事業年度の所得金額
    資本金または出資金一億円以下普通法人
  3. 中小企業等基盤強化税制の延長(平成23年3月31日まで2年間延長)
    対象者・・青色申告法人・個人

    対象設備・・機械装置一台(一基)あたりの取得価額が280万円以上器具備品一台(一基)あたりの取得価額が120万円以上
    内容・・取得価額×7%の税額控除または取得価額×30%の特別償却


■平成弐拾壱年壱之巻

◇青い青い空
日本はきっと良くなる

日本はきっと良くなる。その理由は、 1、国民に創造する力があり、 2、国民に知恵があり、 3、国民に情報選択能力があり、 4、国民に予測する力があり、 5、国民に準備する力があり、 6、国民に好奇心があり、 7、国民に素直さがあり、 8、国民に努力する能力があり、 9、国民に蓄える力があり、 10、国民に増税に耐える余力があるからだと思われる。
 現実に起こる事柄は、常に厳しく、常に緊急性を要し、常に重要性が存するが、あなたもよくなれ、わたしもよくなれ、みんなもよくなれと願い、必ずこの世で解決できることを信じ、その起こった事柄に厳しく対応する時全ての問題は氷解するだろう。今だけ、自分だけ、お金だけに執着することなく、楽しく、楽に生きることができれば、日本はきっと良くなるだろう。多くの若者が、真剣に学ぶ姿に接する時、みんなが上昇気流に乗り、さわやかに暮らせる日が近いことが予測される。

◇日本の姿
素 直

家庭でも、職場でも、学校でも、素直になれば、沢山の人々から、沢山の事柄を、お教えいただくことができるだろう。
 日本人は、地方に行けば、今も残っている素直さを、もともと持ち合わせているように思える。

◇毎秒毎分改善
明るく活きる

タビオの越智正直社長が、以前おっしゃっておられたように、世の中が暗いと思えるのは、自身が明るい所にいるからに違いない。自身が暗い所にいる時には、世の中の暗さなんて見えることは無いだろう。

水の中で渇を叫ぶような行為は周りの人を困らせるだけで、ときめきつつ暮らすことの妨げになりそうだ。それよりも、自身が明るい所にいるから、世の中の暗いところに気づくと思えば、これからの人生を明るく活きることができるだろう。

◇税の趨勢
相続贈与税制の動き

平成21年度税制改正で「取引相場のない株式等に係る贈与税の納税猶予制度の創設」が盛り込まれ次のように改正されそうだ。

  1. 後継者が、経済産業大臣の認定を受ける非上場会社を経営していた親族から、贈与前から既に後継者が保有していたものを含めて、発行済議決権株式等の総数等の3分の2に達するまで、贈与によりその保有株式等の全部を取得し、その会社を経営していく場合、株式等の贈与に係る贈与税の全額の納税を猶予される。
  2. 贈与者の死亡時には、猶予対象株式等を相続により取得したものとみなして、贈与時の時価により他の相続財産と合算して相続税額を計算し、その際、経済産業大臣の確認を受けた場合には、相続税の納税猶予制度を適用する。


■平成弐拾年六之巻

◇青い青い空
大きな変化

今、世界中で大きな変化が起こっている。東海銀行の調査部長、常務、専務を経て東海総合研究所会長を勤め上げられた、中京大学名誉教授の水谷研治先生等は早くから米国の現在の状況を予測しておられたように思う。私たちは、ずいぶん以前から、日本が真似る米国の行動方針には不思議な感覚を覚えてきた。そして、今日があるが、日本の金融機関や大企業の超優秀な人々が、今日を予測しえなかったとは思えない。しかし、現実にはこの事態を予測しえなかったがごとく、大きな変化の時代を迎えるに至った。多くの人間は、どうしても今だけ、自分だけ、お金だけの世界に浸ってしまうようだ。もう少し、未来を考え、他人のことも考え、お金以外に心を移す時、みんなが信頼しあえる素晴らしい世界が訪れるように思えてならない。半期の日本の税収も予算の25%程度しか収納されてないようだ。しかし、私たちは、この起こってしまった大きな変化を、今更ではあるが認識し、足元を固めなければならない。日本の国家予算に比し桁違いの資金不足はそう簡単には解決できそうに無いが、未来は明るい。

◇日本の姿
大きな変化と勉強

日本は、大きな変化の中でも、かなりの人々が潤っているように思える。そして勉強しようと思えば、いくらでも勉強できるだろう。貧しい国の人々は勉強したくても叶えられない。そこで、私たちは年に二回の受験を心がけて勉強している。

◇毎秒毎分改善
大きな変化に備え足元を固める
  1. こうしたいと始めた、原点に戻って素直になり、足元を固める
  2. 勇気を持って、毎日の行動を少しだけ変化させ、足元を固める。
  3. 変えられないことを、そのまま素直に受け入れ、足元を固める。
  4. 自然・書物・歴史・先人、あらゆるものに学び、足元を固める。
  5. 必ず来る上昇気流を信じながら、未来を予測し、足元を固める。

あなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望しないようである。今一度、こだわりを捨て、素直になって人生を切り開きたい。

◇税の趨勢
最近立ち合わせていただいた税務調査

最近立ち合わせていただいた税務調査で感じるのは、税務署の方が、数値等資料に基づく上司の指示で、先入観を持っていらっしゃることが、とみに多くなったような気がする。調査目的を持って、こられるのは当然のこととして、私たちは素直に受け入れようと思うが、調査される方は、その先入観を捨てきれず、現場で調査指示項目に拘泥される方が多くなってきていることが気になる。国の税収確保が予算と比して困難になってきている現状では仕方ない面もあるかもしれない。しかし、私が開業させていただいた頃の、調査される方の感性と臨場感が乏しくなってきているのも事実のようだ。調査される方も、調査を受ける方も人間であり、人と人の間に在って、心を通わせあい、悪い点が指摘されると、もう、今後はこのようなことをしないでおこうと、健全なる価値観のもと、事業をなさっていたように思われる。事業の未来を考え、他人のことを考え、お金以外に心を移した時、この両者は調和して突き進むことができるように思われてならない。大きな変化の時代に、姑息なことを考えることなく、もっともっと素直にいきたいものである。


■平成弐拾年五之巻

◇青い青い空
異 和

朝の準備をしていると、同和とは同じものが和すことで、世の中異和すなわち異なるものが和すことこそ重要であると、NHKラジオの深夜便から聞こえてきた。アジア学院の校長である野崎威三男さんご夫妻のお話であった。世界の五十数カ国以上を回って農業の指導をされてこられたご夫妻は、世界の耕地を食い荒らす日本人が食料を商品化しているが、食は人に良いものと書くように、人の命を支えるものであると気付こうとおっしゃっておられた。マックス ウエーバー・内村鑑三・二ノ宮尊徳・札幌農学校のクラーク博士・新渡戸稲造の話をされ、人は土を耕す前に心を耕せ、人は地を開き、地は人を開く・・・・・とも。また、貧しく食料のない地域で育った人々は、日本にこられると、私同様最初食べきれないほどの食べ物をお皿に盛られるそうだ。しかし満たされてくるとまわりの人のことに気づき、だんだん取る量が少なくなり、残さなくなられるとのことでした。思わず、あなたもよくなれ、わたしもよくなれ、みんなもよくなれとつぶやいていました。

◇日本の姿
考え抜く経営

日本は、これから学ぶ時代から、考え抜く時代になってきたように思う。経営において起こる問題からただ学ぶよりもその問題について考え考え考え抜くことこそ大切になる。考え抜く時きっと素晴らしい解決法が見出せるでしょう。

◇毎秒毎分改善
他人の気持ちを予測しよう

人の取るであろう行動はほぼ予測できる。社長さんが従業員の気持ちを全力で予測し、従業員が社長さんの気持ちを全力で予測する時、そこには素晴らしい調和が生まれ、社長と従業員というまったく異なる人々が一つになれる異和の世界が生まれそうだ。いつも、両者で不満を言い合うことなく、予測できそうにないことも、みんなで先を読み、時代を読み、予測する力を研ぎ澄ますとき、きっときっと素敵な会社がそこに出現してくるに違いありません。

◇税の趨勢
考え抜いて適用する会計基準と会計指針

企業会計基準委員会が公表する「リース取引に関する会計基準」、「棚卸資産の評価に関する会計基準」が改正されたことを受けて、平成2051日改正の「中小企業の会計に関する指針(※)」において、「リース取引」に関する項目が新設されるとともに、「棚卸資産」に関する項目が改正されました。
※ 日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本商工会議所、企業会計基準委員会の4団体が協議し、作成された中小企業者向けの会計処理方法の指針
 新しい会社法では取引の安全及び債権者の保護を最大の目的としています。今回の会計基準及び会計指針の改正も、まさに、会社法の目的に合わせ、より企業の実態を表すように質的向上を目指したものといえます。     会計基準に合わせて税法も改正されましたが、その上に実務上も金融機関からの借り入れの際に「中小企業の会計に関する指針の適用に関するチェックリスト」の提出を要求されつつあります。今後は、ますます考え抜き、会計と実務の調和を意識した、より質の高い計算書類の作成を心がける時代に突入してきたようです。


■平成弐拾年四之巻

◇青い青い空
若い人

 私たちは、あらゆることが新しくなった時代の趨勢を読み、経営承継前と経営承継後の皆様方に焦点を絞り、御承継者の立場から考え抜いていただこうと、塾の開催を企画いたしております。そこでは私たちから一方的にお話しするよりも、皆様方に積極的に御参加賜り、考え抜いていただこうと思っております。可能な限り内容にふさわしい専門家をお招きして、御意見を賜ろうとも考えております。1.最近の社会と経営の趨勢  2.限りある人の命  3.家族全員の年齢と一生の計画  4.被承継者の素晴らしい生き様  5.被承継者の望みと御承継者の望み等に関して、あなたもよくなれ、わたしもよくなれ、みんなよくなれと、考え抜かれるまで私たちはお待ち申し上げております。この塾では御承継者の立場からお互いに考え抜くことによって心を育んでいただくことを狙いとしています。ご興味をお持ちの方は、ぜひ、当事務所までご連絡ください。若い人の夢の実現のお手伝いをさせていただこうと思っています。

◇日本の姿
肥ったインディアン

アメリカのインディアンが一定の地域で保護され、賭博場の権利等を得てすごく肥っているという。私たちがテレビで見た筋肉質できびきび動くインディアンがいなくなったことは寂しいし、近未来の日本の姿を見るような気がする。

◇毎秒毎分改善
小学校の先生

先日、駅前で小学生が元気ではしゃぎながら歩く姿を見つけた。実に楽しそうであった。驚いたのはその前後を歩く先生の姿であった。ハンカチで汗を拭きつつ、自らの体重を支えかねるようにふうふういいながら、小学生に引きずられて歩く姿は決して美しいものではなかった。私たちの子供の頃の先生は、実にきびきびと疾風のごとく、私たちの周りを走り回っていただいたように思う。もちろん、時には愛情を持って私たちは殴られもしたが・・。毎秒毎分改善したい。

◇税の趨勢
租税特別措置法の適用に注意

平成200430日に平成20年度税制改正に関する法律「所得税法等の一部を改正する法律」が公布施行されました。
 しかし、この法律は、所得税・法人税関係では、試験研究を行った場合の特別税額控除、中小企業者等が機械等及び情報基盤強化設備等を取得した場合の特別償却又は特別税額控除、教育訓練費が増加した場合の特別税額控除、中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例、交際費の損金不算入等に関しては0430日に公布・施行されているにもかかわらず0401日から遡って適用されることとなった。
 他方、法人税関係では、使途秘匿金の支出がある場合の課税の特例や欠損金の繰戻しによる還付の不適用については0430日以降適用されることになった。
 実務的にはたいへんな混乱が生じそうだが、法治国家である以上この法律に基づいた行動が要求されることになる。社長さんも税理士も大変な時代の波間に漂うことになりそうだ。


■平成弐拾年参之巻

◇青い青い空
本業に専念していただける時代がそこに

 いま、私たちの仕事が大きく変わろうとしています。皆様方が、それぞれの本業に専念していただける時代がきたように思います。最近まで、私は総務省や中小企業庁が呼びかけているものだと思っていたのですが、そうではなく日本中の情報関連産業が積極的に取り組んでいるということを知る機会がありました。そのシステムとは、「サース」と「エイエスピー」と呼ばれ、利用者が必要とするシステム機能を、ネットワークを通じて提供するサービスのことです。うまく行けば、安心安全で、例えば皆様方は高額な設備やソフトウエアを所有することなく、利用度合いに応じた課金をされることになり、たとえば電話料金のように支払う方式になるようです。このシステムは、記帳、税務申告、社会保険料、役員変更登記手続き等、中小企業が必要とするシステムのほとんどすべてを載せて発表されることになりそうです。これらの法制度は複雑で難解なものが多いのですが、システムに慣れていただくことによって、あっという間に普及しそうに思われます。

◇日本の姿
『フランスでも採用されている』

日本の法制を検討されている方のお話によると、素晴らしい意見でも、日本固有の案はなかなか採用されず、例えば『ヨーロッパのフランスでも採用されている』と発言されると、採用される面白い場面に出会われたそうです。

◇毎秒毎分改善
専門家連携の時代

私たちは、大きな変化が訪れるこの時代、過去を断ち切り明日に備えるため、産業界や、弁護士、不動産鑑定士、中小企業診断士、社会保険労務士、司法書士、行政書士等と更に深い連携を進め、時代に立ち向かっていく覚悟をしております。その中でも、予防的立場から、特に経営承継と経営危機管理に重点を置き、連携して対応して行こうと考えております。この両者に共通するのは通常でない特別な事態だからです。特別な事態に連携は欠かせないものになるでしょう。

◇税の趨勢
リース取引処理の複雑化

リース会計基準の変更にともない、会計処理が原則として次のように変更されます。すなわち、貸借対照表上は、リース料総額で、リース資産とリース債務を両建て計上することになります。他方、損益計算書上では支払いリース料を元本と利息に区分し、減価償却費と支払利息に計上します。
  ただし、次のような場合には、重要性が乏しいとして今まで同様賃貸借契約が認められます。

  1. リース料の総額が10万円未満の固定資産を税務基準に基づき費用処理している取引
  2. リース期間が1年以内のリース取引 3.リース契約1件あたりのリース総額が300万円以下の取引

なお、法人税法上は、すべての所有権が移転しないリース取引は、たとえ賃借料やリース料の勘定科目で処理しても、減価償却費として経理されたこととされます。その上、このように賃貸借処理したリース契約についても消費税においては全体を一括控除することになり特に注意が必要でしょう。


■平成弐拾年弐之巻

◇青い青い空
自分に降りかかる問題はすべて解決できる

 人は毎日朝起きると意識しているかどうかは別にして顔を洗おうか、歯を磨こうか、どの服を着て行こうかと寝るまで連続して選択肢に対し決断を繰り返しています。そして今述べたような小さな課題は別としてその選択はいろいろな問題を孕みいろいろな抵抗を生むことになります。そのような問題が生じると人は誠実に生きるほど悩み迷うに違いありません。しかし、自分に降りかかる問題は必ず自分で解決できるもののようです。   なぜなら、他の人は、自分で気付かないとしても、人にその問題を解決してもらう時には、その人にその能力があるかどうかを明確に判断してから依頼しているに違いありません。他の人が自分を見る目はほとんど正しいようですが、あらゆる決断に心の痛みをともなうのは、二つ三つに分かれた川(選択肢)のすべてで泳ぐことができないからで、実際に泳げるのは一つの川だけだからでしょう。このように考えると自分に降りかかる問題は、痛みを伴いはしますがすべて解決できるということになり、勇気が湧いてくるに違いありません。

◇日本の姿
若い人々の目の輝き

過日、友人が教授をされている大学で、若い学生さんを前にお話をさせて頂く機会を与えて頂きました。沢山の人が目を輝かせて聴いてくれ、すごくうれしかったです。私にとって貴重な体験をさせて頂き、心から感謝しています。

◇毎秒毎分改善
家族とともに

私共は家族と身近で生活できる日を願い、通信方式を利用して各自の家で幾分かでも勤務できないかを研究しようと考えています。もしそれが叶えば、祖父母に昔のことを教えてもらえ、施設に入ってもらうことなく、家族どうしが充分話し合える社会が築けるような気がします。このような選択は、日本の社会が、労働の対価を得て人の成長を願い、人のお世話をする社会から、愛を持って人と接する社会に近づけることになり、毎分毎秒改善につながりそうな気がします。

◇税の趨勢
試験研究費と教育訓練費の勘定科目を設けよう

この変化の激しい社会で問題を解決するには、商業・工業・サービス業の方も、すべての会社に試験研究費と教育訓練費の勘定科目を設けていただきたい。試験研究費とは、製品の製造又は技術の改良、考案もしくは発明に係る試験研究のために要する、原材料費、専門的知識を持ってその試験研究の業務に専ら従事するために要する人件費及び経費や他の者に委託して試験研究を行うときの、委託を受けた者に対して支払う費用等とされています。他方教育訓練費とは、使用人の職務に必要な技術・知識を習得させ、または向上させるために支出する、教育、訓練研修講習などを行う場合の講師等に支払う報酬等、旅費のうち負担分、設備等の賃借料などや、他の者に委託して教育訓練を行う場合の他の者に支払う費用や他の者が行う教育訓練等に使用人を参加させる場合の授業料、受験手数料その他の教育訓練等に対する対価や、教育訓練のための教科書等の教材の購入費・他の者に委託した場合の製作費用等を言います。このような費用は節約するのではなくどんどん増やすことによって納税する税額から控除される特典が利用できることになっています。


■平成弐拾壱年壱之巻

◇青い青い空
命を味わう

70歳の記念行事として、ヨットでの太平洋横断1人旅を成功させた村田和雄さん(ユアサ電池にてユミクロン電池という超高効率電池を発明)のお話をラジオでお聴きした。少年時代に空襲によって死に直面された村田少年が、「その空爆の最中に、熱いので火の粉から逃れるため、横に逃げてきた兵隊さんのマントの中に入ろうとした時、その兵隊さんに蹴り出された」という話に私は驚きを隠せなかった。しかし、私とて死に直面するとそのような行為をしてしまいそうな気がして怖い。その後、イギリスで工場を立ち上げ大成功を収められるが、現場を知るためゴミ拾いからはじめられたという。当初若い労働者は拾う前にわざとゴミを散らかすような行為をしたが、継続し続けるとみんなの信頼を得られるようになり、一致団結して工場経営に取り組めるようになった。そして太平洋横断の準備は奥様と協力してほぼ陸地でなし終えたそうだ。
 工場経営同様万全の準備があっての成功といえる。船上では命を充分に味わわれたに違いないと思われる。

◇日本の姿

私は奈良県十津川村の出身である。先日、事務所に十津川村役場からお越しいただき、村のポスターやカレンダーを頂戴しうれしかった。広大な村に人口が少なく高齢化が益々進んでいるようだ。いろいろ知恵を絞ってもっともっとすばらしい村になっていただきたいと願う。

◇毎秒毎分改善
下ごしらえ

料理の研究者で八十歳を超えておられる辰巳芳子さんのお話をおうかがいし感動した。料理には下ごしらえが大切で、その下ごしらえをする時がもっと大切であるとされ、目に見えないところに手間隙かけることの重要性を話され、人間も同様であるとおっしゃられた。新しい年の初めに、私どもも、下ごしらえの大切さとその時の重要性を踏まえ、毎秒毎分改善を続け、今年も皆様方のお役に立つよう、心して仕事をしてまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

◇税の趨勢
経営承継税制の大きな見直し

中小企業の経営承継の円滑化に関する法律の制定を前提に、平成21年度税制改正において経営承継者を対象とした「取引相場のない株式等にかかる相続税の納税猶予制度」を創設し、中小企業の経営承継の円滑化に関する法律施行日以後の相続等に遡って適用されそうだ。また、この新しい経営承継税制の制度化に関連して相続税の課税方式を遺産取得課税方式に改められると言う。そこで検討されている取引相場のない株式等にかかる相続税の納税猶予制度とは次のような制度のようである。中小企業の後継者が相続又は遺贈により取得した株式の課税価格の80%に対応する相続税額を納税猶予する。ただし、要件として代表者であった被相続人が、同族関係者と合わせ過半数保有し、かつ同族内で筆頭株主であった場合で、代表者である相続人が同族関係者と合わせて過半数保有し、かつ同族内で筆頭株主となる場合とする。そして、相続税の法定申告期限から5年の間に事業継続要件を満たさなくなった場合には、猶予税額の全額を納付する事となりそうだ。相当複雑ですが、このような制度ができ相続税制が大きく変化する年になりそうです。


■平成十九年六之巻

◇青い青い空
充分に準備をして自信を持つ

先日久しぶりに、元松虫中学校の原田隆史先生(カリスマ教師)のお話を聴く機会を得た。その中で私自身がもっとも力点を置かなければならない、充分な準備に関する話があった。先生の指導になられた中学生が陸上競技の全国大会で何人も優勝している。その大会の当日、先生は生徒よりずっと早く起きて、皆が起きてエレベーターから顔を出すと、そのドアの前に先回りして皆にびっくりされる。相手の学校の生徒は開始時間の直前に先生がいないと探していると、やおら遅れて先生が現れる。こちらの生徒は雨が降っても風が吹いても雪が降ってもすべての準備をし、大きなバッグを強制されること無くみんなが持ってきている。あらゆる状況を予測したその充分な準備が安心感を生み、それが自信につながり平常心で戦えるという。そういう状況下では、相手は勝てず、こちらは必ず勝つという。私たちも、あらゆる事態を想定し常に充分な準備をするとき、確実に成功し自信にみなぎった行動ができ、平常心で戦える。これほど強いことは無いし、私もそうしたい。

◇日本の姿

現りそな銀行の前身である大和銀行の和は聖徳太子の「和をもって尊」の和であるらしい。日本は、規制と保護の社会であり、仏教や儒教の精神が流れている点で、弱肉強食適者生存の米国社会と異なる、共存共生社会であった。今一度共存共生社会が蘇る日を待ちたいと思う。

◇毎秒毎分改善
奉仕活動

奉仕活動には損得が考慮されていないゆえ、やってあげていると考えてしまいがちだ。しかしその活動は、ありがとうという言葉を生む。そのことによって、心がきれいになり、させていただいていると思い返し、継続していく力になる。それゆえ、周りの人に助けられる。このことからも解るように、奉仕活動は行動を継続させる時の原動力となる。私などは、小さな親切大きなお世話になりそうで心配だが、これからも毎秒毎分改善するために奉仕活動を続けたい。

◇税の趨勢
役員報酬の損金不算入規定の不思議

法人税法では役員に対して支給する給与のうち次の三種類の給与以外は損金に算入されないとされている不思議な規定がある。基本的に役員は報酬を取ると損金不算入であるが特別な場合だけ認めてあげるよと読めるような気がする。しかし、本来は過大な役員報酬を除いて全額その支給額は損金に算入されるはずであろうし会社法でもそのようになっていると思う。ここで、特別に認めてもらえる給与とは①定期同額給与②事前確定届出給与③利益連動給与である。③は同族会社に該当しない法人が、その業務執行役員に対して支給する利益連動給与を意味する。②はその役員の職務につき所定の時期に確定額支給する旨の定めに基づいて支給する給与で、所轄税務署長に事前に届け出たものを言う。①はその時期が1月以下の期間ごとである給与で、当該事業年度の各支給時期における支給が、同額であるものを言うとされている。それゆえ期中で増額減額するようなことは認めがたいようである。もし改定する時には、期首から株主総会の開催日を想定して3ヶ月以内にしなければならない。役員報酬の損金算入の規定があるほうがわかりやすいと思われるが・・・・・・・・。


■平成十九年五之巻

◇青い青い空
目的と手段

上昇気流四之巻を皆様に送信した時、私の尊敬する広島の税理士の方から、原丈人著「21世紀の国富論」を読んでみたらと薦められた。読んでみると実に面白いし、著者の考えておられることを実現することは可能なような気がする。事業の目的は社会に貢献することとされ、その目的を実現させるための手段を、目的と勘違いする傾向にあるとされている。私は、学生の時、水田に水を汲み上げる機械の利用目的は、水を汲み上げることではなく、稲を育てることに他ならないと、論文に書いたことがある。その時の教授が、それを読まれて「君これはなかなかすばらしいが、誰の意見かな」と質問され、「私が考えました」というと苦笑いしながら怪訝な顔をされた記憶がある。とはいえ、この世の中、目的と手段は絶対に取り違えてはならないだろう。
 さらに、著者は、物事を数値化する傾向の強いこの社会が、手段と目的を転倒させる点を指摘されている。私たちも職業柄、数値を扱うことが多いが、この現実を謙虚に受け止めなければならないと思う。

◇日本の姿

元々日本は美しかった。まっすぐに植えられ実った稲穂、真っ赤な蓮華の花、近隣の人々が協力して全精力を傾け建設した民家。これらの構造は実に単純で美しい。その美しさを保つためには、中途半端な知識は不要で、ただ真剣に周りの人々の幸せを願い続けるだけでよいと思う。

◇毎秒毎分改善
子供と親

子供は親の言うことは聞かないが、親のすることはそのとおりにすると私は信じる。事業承継に悩まれる多くの社長さんを見る時、その社長さんの行動が、その奥様の行動が事業承継の妨げになるのではと思うことが多い。自分のした行動のとおり、相手が自分に行動するという鏡の原則は不気味で恐ろしいが、自分の行動を毎秒毎分改善していけば、きっとすばらしい未来が開ける。皆様もご一緒に毎秒毎分改善を続けませんか。

◇税の趨勢
株式分散から株式集中の時代へ

政局が安定せず不安はあるが、自由民主党経済産業部会の事業承継問題検討小委員会より発表された、中小企業の事業承継円滑化に向けた提言を見ると、事業用資産の相続税の軽減等について記述されている。今回の提言は6月12日付日本経済新聞の一面で、同族会社の株式の評価の80%の評価減の特例の記事として取り上げられている。この考え方は、相続税評価額は時価であり、実勢価額に比べて高すぎても低すぎてもだめなので、単純な評価減で無く、課税価格の特例という方向性を示したことに前進が見られるようだ。
 相続時に事業用の土地を個人で所有する人は課税の特例が設けられており、一定の面積までとはいえ80%の評価減が認められているが、法人で所有する時にはその適用が無いというところに目がつけられたようだ。
 日本の事業承継税制は世界で最初にその検討が始まったが、今では、複雑な高度な知識の必要とされる税制は数多く存在するが、なかなか利用できずにいる現状にあるようだ。株式を後継者に集中させ、分散しなくてもよい時代の足音が聞こえてくる。


■平成十九年四之巻

◇青い青い空
家族はいつも近くに

私の小さい頃は学校から帰っても、隣近所に遊びに行き、「足を拭いてから家に上るのですよ」と叱られ、「仏さんのところに、おいしいお饅頭があるからチンと鐘を鳴らして拝んできたら食べていいよ」、「今日はいい野菜を貰ったからお母さんに持って帰ってあげて」と毎日がほのぼのとした環境にあった。このような環境は、子供にとっても、すごく有難かった気がする。
 今日、電子時代を踏まえ、今一度、女も男も家族みんなが自宅で働き、いつも近くにいる社会を実現することは、そんなに難しくないように思える。お母さんもお父さんも子供達も、みんな一緒に仲良く、喧嘩しながら、なにかあれば走っていける範囲で、働き遊ぶ社会が実現することが願われる。家族がいつも近くにいる社会こそ、自然界の摂理にあった社会のように思われてならない。きっと、そう遠くないうちにこのような社会が実現され、家族の笑顔が一日中傍で見られる時代が来そうに思える。

◇日本の姿

欧州の庭園は人が自然を征服し勝ち誇ったようにそこにある。しかし、日本の庭園は自然を生かし自然をそのまま取り入れてそこにある。どちらもその前に立つと清清しさを同じように感じる。ただ借景をはじめ日本の庭園をじっと眺めているとその奥行きの深さに感銘する。

◇毎秒毎分改善
すばらしい人々

私の周りには実に素晴らしい人々がおられる。ある人は仕事を速く仕上げ、皆に感謝され、人の嫌がる仕事を率先してされ、一緒にいるとお金の支払いもご自身が出来るだけ多く負担される。頭もよく、お子様は人も羨むような学校を卒業され、素晴らしい職業についておられる。頭のよい方はたくさんおられるが、このような方は、本当に頭のよい方で、自慢は何一つされず、その奥には溢れんばかりの優しさがあり、皆がその優しさに包まれる。私も毎秒毎分改善したいと思う。

◇税の趨勢
減価償却費の計算方法の改正
●減価償却資産の残存価額と償却可能限度額制度の廃止
 残存価額とは減価償却資産の廃棄時の回収可能額と考えられるがこの制度が廃止され、減価償却資産の存在期間中は備忘価額(
1円)まで償却可能になった。また、耐用年数経過後は取得価額の95%まで償却可能とされた償却可能限度額の制度も廃止された。今までの残存価額は償却可能限度額まで償却した事業年度の翌事業年度以降5年間で備忘価額まで償却できることになる。
250%定率法の導入
 250%定率法とは定額法の償却率を2.5倍した金額とし、定率法により計算した減価償却費が一定額を下回った時に、償却方法を定額法に切り替えて計算する方法である。
 この方法により、定率法を採用している場合にも備忘価額(
1円)まで償却できるようになり、従来の制度に比較して、早い段階で多額の償却を行なうことが可能になる。


■平成十九年参之巻

◇青い青い空
100年・200年・300年・・・・・先
 最近、評論家の金美齢さんと、歌人の天野慶さんの文章の中に、100年・200年・300年・・・・・先という言葉を見つけた。天野さんは、親子で参加する短歌の会を企画してから、子供の発想の柔軟性に気づかれ、それまで歌を詠むときは、目の前の出来事か、せいぜい60年ぐらい先のことだけを考えておられたが、今は100年先まで考えて詠むようになり視野がぐんと広がったと書いておられます。他方、金美齢さんは、アフリカから来た人が、伊勢神宮に行ったとき、せせらぎのところに座り込んでこんなにすばらしい、きれいな水が流れていると言って動かなかった話と、もうひとつ、遷宮について話されている。100年・200年・300年経ってもこの国は続くと信じて、その時には今いる人は誰もいないかもしれないのに、遷宮のために木を植え続けている。私たちもこのように、今の事業経営や事業承継において100年・200年・300年・・・・・先のことに視野を広げるとき、目の前のことに悩んでいる自分が笑えてくるのではないでしょうか。

◇日本の姿

日本は、地震の恐ろしさはあるものの、地理的にも、気候的にも恵まれている。そして、以前の日本人は、この恵まれた環境を維持し、さらに良くしようと努力し続けてきた。そこに大きな影響力を持っているのが、親の躾のような気がする。これからも私自身を躾けたい。

◇毎秒毎分改善
桜の花

桜の花を手のひらにのせてみた。透き通るような、清清しい美しさだ。この桜の花のように生きるにはどうしたらいいのか考えてみた。

  1. 自身が散る花吹雪の間に来年も咲かそうと強い目標設定をする
  2. 水や肥料を適度に吸収し、たっぷり日光浴をする
  3. 青い青い葉っぱを、青い青い空いっぱいに拡げる
  4. 幹や枝を左右相似形に美しく生き生きと育む
  5. 厳しく、寒い冬を北風にさらされじっと耐える

◇税の趨勢
税源移譲

国が推進する三位一体改革により、地方でできることは地方でするという方針のもと、地方自治体に自主性を持たせるため、国税である所得税の一部が地方税(府民税・市民税)へ移されることになりました。その結果、次のような現象が起こります。

  1. 金額は3兆円規模で、住民税を増加させ徴収し、所得税を減少させる方式になっています。
  2. すべての課税所得金額に府民税4%と市民税6%が一律に課税され合計10%になります。
  3. 所得税10%から37%の4段階課税から5%から40%の6段階課税になり複雑になります。
  4. 所得税と地方税の人的控除に差(?)が有るため複雑な調整をし、両税の合計額を一致させます。
  5. 住宅借入金減税と所得変動のある人には平成20年以降の申告によって不利が調整されます。

改革によって税制がいよいよ複雑になり、定率減税の廃止と老年者非課税措置の廃止で増税感がますます強まってくるでしょう。せめて全ての国民負担の申告・徴収を一元化してもらえればと願うばかりです。


■平成十九年弐之巻

◇青い青い空

ノーベル賞を受けるための秘訣として、日本経済新聞の「私の履歴書」の中で江崎玲於奈先生は創造力を育てる五箇条を書いておられるが、要約すると次のようになる。このことは、今日私たちが事業経営をするにあたってもきっと通じるものがあるような気がする。

  1. 今までの行き掛かりにとらわれず、しがらみという呪縛をとき、思いきった創造力を発揮する。
  2. 教えはいくら受けてもいいが、大先生にのめり込まず、自由奔放な若さを保ち、自身の創造力を発揮する。
  3. 無用な情報に惑わされず、極わずかな力で動作する頭脳に配慮し、必須の情報だけを処理する。
  4. 自分の主張を貫くためには、自身の創造力を信じ、自由奔放に戦う。
  5. 子供のようなあくなき好奇心と、初々しい感性を持ち、知的能力たる分別力と創造力を拮抗させ触発する。

 以上の五箇条を守る時、私たちは一つのものごとを理解し判断する分別力を超えて、新しい思考を生み出す創造力を日々身近に感じ経営していくことができるように思える。

◇日本の姿

現金書留郵便は日本以外では韓国他数カ国にしか存在しないそうだ。なぜなら、他の国では、現金が中に入っていると表記すれば配達されずに無くなってしまう可能性があるので、そのような郵便制度を企画しようとする発想そのものが無いようだ。そう考えると、日本人はすごく正直な人々の集まりのようだ。

◇毎秒毎分改善

以前の私は時間のある時に、駅前で突然散髪するのを常とした。しかし、ここ数年、大手の流行っている散髪屋さんにすばらしい人がいて、その方を指名することを続けるようになっていた。でも、先日その方が転勤されたので、事務所からの帰り道の商店街のお店に飛び込んでみた。鏡も美しく磨かれ、人のよさそうな店主のご家族らしい人々が親切に対応してくれた。しかし、膝にかけてもらった毛布の糸くずが服についてしまって取れなかった上、化粧品が乱雑に置かれていて、雰囲気に生活臭を感じた。そこで、また前の店に行くようになった。私たちも、常に流行っているお店のような事務所を目指し、毎秒毎分改善を心がけたい。

◇税の趨勢

税務行政は予算上の制約の下、国際化、少子高齢化、情報の高度化、金融の高度化などの影響を受け、いよいよ複雑化の様相を呈している。このような状況下にあっては納税者も、税理士もひいては税務官庁当局の方々も困惑の色を隠せないように思う。そこで、私は今次のような夢の世界に浸っている。

  1. 各種書類の住所氏名電話番号等の記載欄を国及び地方自治体とも記載順序・場所・寸法等統一する。
  2. 各種書類の記載項目を単純化・簡素化・集約化し、最小限の記入で済むようにする。
  3. 申告書等の様式を色・表および図を駆使し時系列に表現できるようにする。
  4. 申告書等に記載する金額の桁を青色申告者以外万円単位までに切り捨て表示する。
  5. 過去の様式にとらわれず、全書類の電子化を考慮して国及び地方自治体とも統一する。
  6. 社会保険も含め、計算期間を一致させ、一箇所、一度、一種類提出し一括納付すれば完結する方式にする。

 もしこのような時代が来れば、納税者も、税理士も、税務官庁当局の方々も仕事が早く終わり人生を謳歌できる社会が実現できそうに思われてならない。


■平成十九年壱之巻

◇青い青い空
慶応義塾大学教授の竹中平蔵氏が、日本経済の展望と題した講演の中で戦略は細部に宿ると言うお話をされました。国家を動かす戦略も、実は本当に原理原則に則った細かい事柄を明確にし、そのことを着実に行動に移すだけで成果が上がるということのようです。私自身恥ずかしい話ですが、何かを成し遂げようとするときすぐに大きなことに目をやってしまい、結果として成果が上がらなかった局面を何度も体験しています。人間は大局的見地に立ち、その事柄の重要性と緊急性を確認し、達成した地点から今を見て、日々の細かい事柄を一つずつ実行していく、これほど夢を実現する手段として素晴らしいことは他にないでしょう。凡事徹底と掃除の哲学を説かれる鍵山秀三郎さんがいつもおっしゃるのに通じることだと思います。このような、一番誰にでもでき、誰にもできないことを、経営者は一つ一つ日々実行していくことが大切だと思います。私どもの事務所もこれから大きく羽ばたこうと思います。ぜひ皆様方のお力をお貸しください。年頭に当たり、この紙面を通して皆様方の日頃のご好意に対し、心より厚く感謝申し上げます。ありがとうございます。

◇日本の姿
関東大震災の時に、暴動を起こさず、欧州人なら助けられて当然と考えるところを、助けてくださいと頼む日本人を見て、「彼らは貧しい、しかし高貴である。私にはどうしても滅んで欲しくない一つの民族がある。それは、日本人だ」と駐日仏大使のポールクローデル氏は言った。

◇毎秒毎分改善

全国で『営業道場』を運営されておられる田中勉先生によると、70%の人々は、相手に挨拶されてから挨拶する状態にあり、このような人々にはほとんどお客様ができないそうです。自分から進んで楽しそうに挨拶する人はほとんど皆無であり、もし私たちがそのようにすれば、きっとお客様がたくさんできるだろうとのことでした。
 たったそれだけのことでお客様がたくさんできるのかと思われるかもしれませんが、それができる人はほとんどいないそうですから、ご一緒に今すぐ始めてみませんか。


◇税の趨勢

税制調査会に対する諮問において、安倍普三首相は総合的な税制改革を推進していくにあたっての基本的な考え方を次のとおり示している。

  1. 我が国経済の国際競争力を強化する
  2. 我が国経済を活性化する
  3. 歳出削減を徹底する
  4. 社会保障や少子化などに伴う負担増に対する安定的な財源を確保する
  5. 将来世代への負担の先送りを避ける
  6. 子育て支援策等を充実する
  7. 地方分権を推進する
 このことを踏まえ、平成19年度の法人税制、次年度の所得税制、最後の年度に消費税制と改革の流れが移っていくものと思われるが、いろいろ考えなければならないことが多い。会社法の施行により、公開会社中心から非公開会社中心の法体系になったのを受けた改正も見受けられるし、確定決算主義からの変化も読み取れよう。しかし、私はこの流れを見るとき、税制が益々複雑になった印象が拭えず「世の中単純が美しい」という原理に従い、義務教育を終えた人々が、相当程度理解できる税制が用意される日の来ることを願わずにいられない。また、そのことによって多額の徴税費用や納税費用を節減することが可能になりそうな気がする。


●支援支援 税務・会計
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